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アイデアの創作② [やるべきこと]

前回はアイデアを出すための心得として
「アイデアはたくさん出すことが大事」と
書きましたが、
「そんなこと言ったて出ないよ」
「どうやって出すんだよ」
と思った方がたくさんいたのではないでしょうか?

今回は本題のアイデアを出すコツを紹介します。

アイデアの出し方はたくさんありますが
まず最初に、私が一番使っている方法です。

仕事ではアイデア提出のノルマがあります。
1件/6ヶ月(特許申請できるようなアイデア)
6件/6ヶ月(どんなアイデアでもいい)
期限間近になってもアイデアが出ないときは
特許庁のHPにある特許のデータベースを見ます。
他社の特許(アイデア)を確認し、その特許(アイデア)
の欠点や短所を見つけて、それの改善策を考えます。
その改善をすることにより、改善前より長所や
メリットが増えたなら、それは立派な特許(アイデア)
となります。
実際、この方法で特許を取得したこともあります。

これをアプリに当てはめます。
「興味がある」又は「売れている」又は
「ダウンロード数が多い」等の項目のアプリを
かたっぱしからダウンロードして確認します。
お金に余裕があれば有料のアプリも、
ダウンロードして確認した方がよいでしょう。

使い勝手や、イラストのかっこよさ、
反応の良し悪し、何でもいいのでそのアプリの
悪いところを出しましょう。
その後、その悪いところを改善する策を考えます。

その改善が実現可能であり、他と差別化でき、
メリットがあるならば、後は自分の判断で
開発に着手しましょう。

もうすでに改善した物が存在している場合でも
あきらめないで下さい。
その場合は改善策を足しちゃいましょう。
つまり一つの改善だけでなく
複数の改善を足してまとめることで差別化と
メリットを出します。

◆標準のカメラアプリを例にして練習してみます。

[スペード]標準のカメラアプリの悪いところを出す
①シャッター音が1つだけ
②シャッター音がうるさい
③カラー写真しか撮れない
④フラッシュの輝度が調節できない
などがあります。

[スペード]それぞれ改善策を考える。
①シャッター音が1つだけ
  →多数揃える
②シャッター音がうるさい
  →シャッター音を調節できるようにする
③カラー写真しか撮れない
  →モノクロの写真も撮れるようにする
④フラッシュの輝度が調節できない
  →輝度を調節できるようにする

[スペード]改善策は実現可能か判断する
①シャッター音が1つだけ
  →種類を多数揃える
  →可能
②シャッター音がうるさい
  →シャッター音を調節できるようにする
  →可能
③カラー写真しか撮れない
  →モノクロの写真も撮れるようにする
  →可能
④フラッシュの輝度が調節できない
  →輝度を調節できるようにする
  →可能

[スペード]改善品は既に存在しているか確認する
①シャッター音が1つだけ
  →種類を多数揃える
  →存在している
②シャッター音がうるさい
  →シャッター音を調節できるようにする
  →存在している
③カラー写真しか撮れない
  →モノクロの写真も撮れるようにする
  →存在している
④フラッシュの輝度が調節できない
  →輝度を調節できるようにする
  →存在していない(と仮定)

[スペード]新しいアプリの案を考える

[車(セダン)]存在していないアプリの場合
そのまま
「フラッシュの輝度が調節できるカメラアプリ」

[車(セダン)]既に存在しているアプリがある場合
複数の改善策をまとめて
「シャッター音が複数選べて、音量も調節できて
カラー写真とモノクロ写真が撮れるカメラアプリ」

これで2つのアプリの案がでました。

あとは、アプリにする価値があるかどうかです。
それは自分の判断で決めます。

簡単でしょ[exclamation&question]

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タグ:アイデア
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