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型について(long)4 [型について]

今回はlong型について確認します。

long型は倍長整数型とも言われるため、

恐らく、int型(整数型)の倍の整数が扱えるのではなかと

思います。

型:long
変数:a,b,c,d,e,f,g,h,i,j
出力データ変換形式:%d

でプログラムを組んで確認したいと思います。

13012101.jpg
実行結果
13012102.jpg
・-2147483649 → 2147483647
・2147483648 → -2147483648
となり異常表示となりました。
上記2整数以外は正常表示でした。
つまり、long型は-2147483648~2147483647の
整数が代入可能ということです。
これはint型と同じです。
なぜ、同じ範囲の整数を代入するのにint型とlong型が
あるのか調べてみました。

int型は「short int型」、「int型」、「long int型」があるそうです。

①long int型
-2147483648~2147483647の整数が代入可能
な型とのことです。

②int型
DOS時代はシステムが 16ビットのため、-32768~+32767の
整数しか代入出来なかったそうです。
今はPCの性能が良くなってint型でもlong型と同じ範囲の
整数を代入できるようになったのではないかと思います。

③short int型
-32768~+32767の整数が代入可能な型とのことです。
確認してみましょう。
13012103.jpg
実行結果
13012104.jpg
・-32769 → 32767
・32768 → -32768
となり異常表示となりました。
上記2整数以外は正常表示でした。
調べたとおり-32768~32767の整数が代入可能と
いうことです。

なぜ、代入できる整数の範囲が大きかったり、
小さかったりする型が存在するのでしょうか?
これも調べてみると
昔はPCの性能が低かったためint型は代入できる
整数がshort int型と同様に-32768~32767だったそうです。
PCの性能が高くなるとint型の代入できる整数は
long int型と同様に-2147483648~2147483647となった。
とのことです。
ということは、今のほとんどのPCでは使い分ける必要は
なく、int型で用が済んでしまうということですね。
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